よくあるご質問
Q) どうしてDV被害者家庭を支援するのですか。
A) 支援の手がもっとも届きにくく、実施している団体がほとんどないからです。
Q) 子どもたちはどのように選出するのですか。
A) すべてDV被害者支援の実績のある連携パートナーにお任せしています。連携団体の支援を受けている被害者(多くの場合母親)のお子さんでやる気のある方を選出いただいております。
Q) どうして小学校高学年を対象としているのですか。
A) 現場で30年以上の支援実績のある実務家によると、心がやわらかい小学校高学年のうちが最も高い効果が期待でき、また、小学校高学年で心の筋肉をつけておけば、中高生になって同じようなネガティブなことがあっても、自分で立ち直れるようになる力がつくかるからです。
Q) 大学生はどのように選出するのですか。
A) 公募により書類審査、面接を実施して選考します。公募にあたり、関東圏内の70校程度の大学や専門学校にご案内をお送りしておりますが、とくに本プログラムを重視され、毎年ご協力をいただいている大学もあります。
Q) 大学生メンターは、スポーツ関係の学科の生徒を選びますか。
A) いいえ。スポーツ関連の選考かどうかは、全く関係ありません。
Q) どうして大学生メンターが小学生の家まで迎えに行くのですか。
A) DV被害者家庭の子どもたちの多くは、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の状態にあり、人とコミュニケーションをとることが得意ではなく、また家庭的にひとりで外出できない状況にあるからです。
Q) スポーツメンタリングは、どのような会場で実施しているのですか。
A) 都内のスポーツ施設やコミュニティセンターを利用しています。ただ、活動日程や開催場所については、すべて非公開とさせていただいております。
Q) スポーツメンタリングでは、どのようなスポーツをするのですか。
A) 「スポーツ」といっても、競技スポーツというよりは、放課後の遊び的なものが多いですが、ルールを守ることは徹底しています。夏にはプールで実施したり、特別セッションとしてブラインドサッカーなどを楽しむこともあります。
Q) どうして少人数なのですか。
A) PTSDの子どもたちは、一度にたくさんの人と触れ合うことになれていないからです。また、科学的に喜びや悲しみ、笑いを心理的に共有できるのは4名とされているからです。
Q) 今後は活動を規模化していく予定はありますか。
A) 受益者のメリットが最も重要ですので、メンターの育成システム含め、参加者の安心安全を最優先できる運営体制を維持しながらできる限りの規模化していきたいと考えています。
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